« 梅毒(1) | メイン | B型肝炎 »

梅毒(2)

昔では死の病 (梅毒の症状・第五期、検査と治療法)

・第五期・

心臓血管梅毒は感染から10~25年ほど経って起こります。大動脈に血管が弱くなって拡張した動脈瘤できたり、大動脈弁の逆流で胸痛や心不全が起き、場合によっては死に至ります。

神経梅毒は神経系に起こる梅毒で、梅毒を治療しないでいると約5%の人に現れます。

・脊髄に浸されると足から激しく刺すような痛みに襲われ、次第に歩行にも障害が現れる様になり、下半身の麻痺状態に繋がります。
・脳が侵されると、脳の進行性麻痺となり、判断力が低下、言語の不自由、誇大妄想になったりと、痴呆の症状が現れます。

このように脳や脊髄に多大の障害を起こし、日常生活に支障がでてくるのです。

更に、神経梅毒は髄膜血管型・進行麻痺・脊髄ろうの3つの型に分けられます。

・髄膜血管型神経梅毒慢性型髄膜炎で、脳や脊髄を侵します。
・進行麻痺神経梅毒は個人の衛生状態の悪化、気分の浮き沈みが激しくなる、錯乱が進行するなど、だんだん行動の変化が現れてきます。
・脊髄ろう神経梅毒は、徐々に始まる脊髄の進行性病変で、脚に強い刺すような痛みが不定期に現れては消え、やがて歩行が不安定になります。


<検査・治療法>
第1期や第2期の場合は皮膚や口の患部をマッサージして、出てきた液体を染色し顕微鏡で検査をします。その他のほとんどは血液検査を行います。血液検査にはVDRLとRPRというスクリーニング検査の2種類あります。スクリーニング検査は低価格でかんたんに行えますが、感染してから6週間程経過しないと正しく検査結果でない場合があり、梅毒以外の病気と誤って結果がでてしまう恐れがあります。

治療法は、ペニシリン内服や注射で治療します。ペニシリンは2週間程度の投与で確実に治療効果を発揮する第一薬とされています。もしペニシリンアレルギーのある人には他の抗生物質を投与します。投与期間は第1期場合2~4週間、第二期の場合4~8週間、第3期以降の場合8~12週間内服します。
ただ、症状が治っても体内に菌が潜伏していることもあり、油断せず根気よく治療しましょう。

最新ニュース

  • Yahoo!…日本最大のポータルサイト
  • Yahoo!ニュース…最新の話題、ニュース速報
  • Yahoo!ショッピング…買い物、オークションのネットマーケット
  •